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飯塚翔太復活V!サニブラウンは2位 静岡国際 [スポーツ]

陸上のリオデジャネイロ五輪代表選考会を兼ねた静岡国際が3日、静岡・エコパスタジアムで開かれました。

男子200メートルは飯塚翔太選手(ミズノ)が20秒38で復活優勝!。昨年の北京世界選手権代表のサニブラウン・ハキーム選手(東京・城西高)が20秒54で2位でしたね。

男子400メートル障害は野沢啓佑選手(ミズノ)が49秒07で優勝。

女子ハンマー投げは渡辺茜選手(丸和運輸機関)が日本歴代3位となる66メートル79の大会新で優勝しました。


注目の男子200Mは、ともに大きなストライドで後半に強い、飯塚とサニブラウンの大型スプリンターが対決しました。カーブの出口まではほぼ差がありませんでしたが、後半に飯塚選手が突き放しました。群雄割拠の男子200メートルを制した24歳は「内容が良かったので満足」とコメントしています。
飯塚選手は2010年世界ジュニア選手権の覇者。13年世界選手権でも準決勝に進みましたが、昨年は故障で精彩を欠いています。そのため冬場は前年よりスピード練習を増やすなど、しっかり練習を積んで再び表舞台に登場しました。

既にリオ五輪の参加標準記録(20秒50)はクリアしていますが、選考で優位に立つ日本陸連が定めた派遣設定記録(20秒28)の突破は逃しました。他に高瀬(富士通)、藤光謙司(ゼンリン)両選手は派遣設定記録に届いています。激しい代表争いにも「僕が復活できたのもライバルのおかげ。刺激になった」。実力者の復調で、桐生祥秀(東洋大)らも含めた男子400メートルリレーの代表争いも過熱しますね。


一方注目の今季初の大会出場となったサニブラウン選手は、決勝で終盤のひと伸びを欠きました。「20秒50は切りたかったけど、焦ることはないのでゆっくりとタイムを上げていけばいい」と振り返っています。

昨年の世界選手権200メートルで準決勝に進んだ17歳。今年の目標をまずはU20(20歳未満)世界選手権(7月、ポーランド)での100メートル、200メートルの2冠に置いています。


男子400メートル障害は野沢選手が自己ベストを0秒01縮める49秒07で優勝しました。序盤から果敢に飛ばし、後半に粘る積極的なレース運びでしたね。

昨季は世界選手権の代表を逃したものの、既にリオ五輪の参加標準記録(49秒40)は突破しています。かつては山崎選手を初め日本の得意種目だった400メートル障害も、最近は世界の舞台でも今ひとつです。成長著しい24歳は「お家芸」の復活に向けて「48秒台が目標」とさらなる高みを見据えていました。



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